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Date: Fri, 20 November 2009 Category: コラム Tags: , , ,

過去、レンタル携帯について説明させてもらいましたが、今回は携帯電話の仕組みについての説明をしたいと思います。

携帯電話って、相手と通話をするとき、相手の携帯電話に直接電波を送って話をすると思っている方もいるかもしれません。

違います。

携帯電話の発信時の電波は約2km程度しか届かないので別の仕組みになっています。

携帯電話同士で通話をするときは、相手と通話している途中では普通の電話と同じような電話回線が使われています。無線電波が使われているのは、携帯電話と基地局の間だけなのです。

これをデジタル方式と言いますが、

デジタル方式は、声の形を数字データに変換して、その数字データを電波で送るのです。数字データは、電波の形で表されます。
デジタル方式は、アナログ方式と比べて手順が面倒とも言えます。しかし、今使われているのはデジタル方式で、アナログ方式は使われていません。どうしてでしょうか?実は、電波は飛ぶときに、周りの影響を受けて形が少し変わってしまいます。そのため、声の形をそのまま電波の形に変換しているアナログ方式では、相手に届く声の形も変わってしまうのです。そのため、音質が悪くなるというデメリットがあります。
例えばテレビ放送のアナログ方式の場合、大雨などの影響で電波の形が変って映像が乱れることがありますよね。デジタル方式では、電波を送っている途中で波の形が変わっても、元の数字データが読みとれるようになっています。つまり、相手に届く声の形は変わらないという事です。だから元の声に近いまま送ることが出来るんです。
 デジタル方式であれば、数字データがそれをコンピュータに計算させて、データ数を少なくすることが出来るんです。というように、データ数が少なくなれば必要な波の量が減ります。これが大きなポイントです。
デジタル方式にはこういった特徴があるので、今はデジタル方式が利用されています。