こんにちは☆レンタル携帯モバレンです!
コロナ禍で、一人の時間が増えたことで、自分と向き合いたいという「内省欲求」が高まる若者が増えているそうです。
その表れのひとつとして流行ったのが瞑想です。
これは瞑想している自分をSNSでアピールしたり、おしゃれなサウナ施設で静かに時間を過ごしたりするもので、真の瞑想とは違いファッション感覚が強いのが特徴。
いわば「ファッション瞑想」です。
最近Twitterでは、動画を見ながら瞑想を実践できるNetflixの番組「ヘッドスペースの瞑想ガイド」が話題に。
アプリでは、睡眠や瞑想、仮眠、集中などそれぞれに適した音楽を流してくれる「Tide」が大人気になっています。
これらはいずれも、コロナ禍の影響で高まった若者の内省欲求ニーズに応えるものでした。
そしてファッション瞑想がはやった背景にはもうひとつ、純粋に自分のメンタルを整えたいというニーズもあったのではと思います。
ここからは、若者たちが自らの心がコロナ禍で不安定になったと感じている様子が伺えます。
例えば、メンタルヘルスの分野では「メンヘラ共感」という新たなトレンドが生まれました。
若者たちは、心の健康に悩んでいる人や情緒不安定な人を「メンヘラ」と呼び、特にSNSで自分のメンタルヘルスに関してネガティブな投稿をする女性を「メンヘラ女子」として敬遠する傾向にありました。
ところが今、メンヘラ女子への共感が普通の若者の間にも広がりつつあります。
コロナ禍で内省欲求が高まったことで、「自分にもメンヘラ的な部分があるのではないか」と考え始めた若者や、メンヘラな自分を受け入れオープンにすることを好意的に捉える若者が増えているのです。
コロナ禍の影響による内省欲求の高まりから、若者の心境は、自分の中にもある「メンヘラ」な部分を認めてオープンにし、ポジティブに捉えていこうという方向へ変わりつつあるようです。
メンタルヘルス分野では、自分の不安定な気持ちを安定させたいという「情緒安定ニーズ」も生まれました。
実際、そうした商品の人気も高まっています。
特には流行っているのは、昨年12月にリリースされた日記アプリ「muute(ミュート)」です。
自分が感じていることをありのままに書き出すことで「書く瞑想=ジャーナリング」が行えるもので、書いた内容からAIが分析したフィードバックがもらえることから、自分の心の現状や変化を可視化できると人気です。
またSNSでは、「#IAMWHOLE」というハッシュタグが世界的に話題を集めました。
これは、誰もが自身のメンタルヘルスについてオープンに話せる社会づくりを目的とするプロジェクト。
自分の手にWHOLE(○マーク)を書いた写真にこのハッシュタグをつけて投稿するもので、日本では若者に人気のインフルエンサーたちも参加していました。
こうした、メンタルヘルス分野のニーズが表に現れたのは、もともと「もろさ」を持っていたところへコロナ禍が起きたからではないでしょうか。
従来Z世代の間にあった、心の不安定さを解決したいという隠れたニーズを、コロナ禍が可視化したのではと思います。
欧米では、心が不安定になったときにカウンセリングを利用する人が少なくないと聞きます。
日本にも、カウンセリングを受けることが特別ではない時代が来るのかもしれません。
アプリに自分の気持ちなどを書き出すだけでAIが分析してくれるのは手軽でいいかもしれませんね。
メンタルが不安定な時は試してみてくださいね!
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